つっぱり棒は、壁を傷つけずに収納が増やせる便利なアイテムですよね。しかも、100均でも入手できてとても便利。でも、すぐに落ちると思っていませんか?きちんと設置すればすぐに落ちることはないんです!今回は、つっぱり棒マスターである私が、我が家で行っている使いかたの例と正しいつかいかたをご紹介します。※この記事には広告が含まれます。
冷蔵庫の中につっぱり棒
しょうがやわさびのチューブは、冷蔵庫のなかで倒れたり見失ったりしがち。チューブホルダーなどもありますが、数が増えてしまって邪魔に感じることもあります。私は、冷蔵庫ドアポケットの空いている部分につっぱり棒を設置して、そこにクリップに挟んだチューブ調味料をかけています。取り出すのも収納も簡単で、冷蔵庫もスッキリしますよ。
靴箱につっぱり棒
「靴箱の棚板が少ないな、もう一段あったら靴がもっと入るのに」なんて思うことってありませんか?それ、つっぱり棒で叶います。つっぱり棒を2本、平行に靴箱の中に設置して、その上に靴をのせればいいのです。「つっぱり棚を買う必要がある?」と思うかもしれませんが、棚ではなくても2本渡すだけで靴は落ちません。
お風呂のドア前につっぱり棒
お風呂のドア上部につっぱり棒を設置すると、足ふきマットがかけられます。「頭上に設置すると、落ちてきて頭に当たらない?」なんて心配の声もありそうですが、きちんと設置すれば簡単には落ちません。しかも、かけるものは軽い足ふきマットですから、十分耐荷重の範囲です。使ったらすぐに足ふきマットをここにかければ、すぐ乾きますし収納場所に悩みません。邪魔にならないか心配になるかもしれませんが、この下を通るときはお風呂に入る時ですから、だいたい足ふきマットは降ろしているはずですよ。
キッチンワゴンにつっぱり棒
キッチンワゴンにつっぱり棒をつけ、そこにカーテンをして、目隠しに使っています。丸いポールにつっぱり棒をつけると安定しなくてすぐに落ちる気もしますが、キャップがY字になった、ダイソーの「ジョイントラック用カーテンポール」を使っています。
キャップ部分がしっかりと丸いポールに挟まり、簡単に落ちることはありません。
洗濯機の上につっぱり棒
洗濯機の上につっぱり棒をつけて、使用したタオルなどをかけています。これは、濡れたタオルをそのまま洗濯カゴに入れていると、雑菌が繁殖しやすく臭いの原因になるから。洗濯前のタオルも乾かしておくのが大切です。洗濯機の上につっぱり棒をつけておけば、手間がないし洗濯もスムーズ。我が家の洗濯機は脱衣所にあるので、洗濯が終わったパジャマをここにかけておき、お風呂上りにそのまま着られるようにもしています。乾ききっていない洗濯物のチョイ干しにも使ったり、洗濯機の上のつっぱり棒は、なにかと便利ですよ。
キッチンカウンターにつっぱり棒
キッチンカウンターにつっぱり棒を設置して、つっぱり棒用のカーテンクリップでカーテンを吊るしています。リビングから丸見えなキッチンの目隠しに。つっぱり棒は、木目調のものを使用して周りから浮かない自然な感じに。木目調つっぱり棒は、ダイソーの商品です。
洗面所の下につっぱり棒
洗面所下の収納に、つっぱり棒をつけて、洗剤をかけています。洗面所下の収納はとても狭いのですが、デッドスペースもありますよね。そこにつっぱり棒を設置すれば、スプレーボトルを浮かせて収納できて便利ですよ。
トイレにつっぱり棚
我が家のトイレの吊戸棚は小さくて、横に空間がありました。ここに棚があれば便利なのに!と思っていたのでつっぱり棒で棚を設置。ちょっとした飾りを置いたり、消臭剤を置くなどして活用しています。
このつっぱり棚もダイソーの商品です。スライド式になっていて長さが調節できて便利ですよ。
つっぱり棚は楽天やAmazonでも購入が可能です。
引き出しの中でつっぱり棒
引き出しの奥に物が入り込むと、上からは見えず不便ではありませんか?「あれ?ここに入れたはずなのにない!」と他を探してしまったりして時間のロスに。我が家では、つっぱり棒を引き出しの中に設置し、つっかえ棒にして、奥に物が入り込まないようにしています。
つっぱらないつっぱり棒
つっぱり棒をつっぱらずに使う方法も。我が家のクリスマスツリーは、コンパクトさを考えて布製。タペストリーにして壁にかけて飾っています。このとき使うのがつっぱり棒。のれん棒のようにかけて使い、つっぱりはしません。
こちらは100均のものではなく、つっぱり棒の老舗メーカー、平安伸銅工業のもの。見た目がスマートで、両端のキャップも簡単に外せます。キャップが外せるから、タペストリーやのれんも簡単に通せて便利ですよ。パッと見はつっぱり棒に見えないつくりです。
なかやまきんに君も参加されていた、平安伸銅工業のつっぱり棒の日イベントに参加した様子はこちらの記事をご覧ください。
つっぱり棒の正しいつけかたは?
ここであらためて、つっぱり棒の正しいつけかたをご存じですか?「そんなの知ってるよ!」と思うかもしれませんが、そのつけかた、本当にあっているでしょうか?
短い状態から伸ばしてつけるのは間違い!
設置したい場所の長さよりも短いじょうたいから、くるくる伸ばしてつっぱり棒をつけるのは間違いです。バネ式つっぱり棒は、圧縮されたバネが壁に反発する力を利用して壁につっぱっています。短い状態から伸ばしていくと、バネの反発力を十分に発揮できません。
長めに伸ばしてから縮めてつけるのが正解
取り付けたい場所よりも数センチ長くしたつっぱり棒を、縮めながら押し込むようにしてつけるのが正解です。そうするとバネの力がきちんと発揮でき、簡単に落ちることはありません。また、すべり止めを壁とキャップの間に挟むのもやめた方がいい行為。つっぱり棒は、ばねの力プラス壁とキャップとの摩擦力も使っているため、何かを挟むとその摩擦力を弱める可能性がありますよ。
つっぱり棒で収納の可能性を広げよう!
つっぱり棒は、正しく設置して耐荷重を守れば、そう簡単には落ちません。クギなどを使う必要がなく、簡単に設置できるため、アイデア次第でいろいろな使い方ができますよ。収納の可能が広げられるつっぱり棒を活用していきましょう!
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