家から出る不要物の中で、意外と無視できないのが紙ゴミです。子どもが学校から持ってくるおたよりにはじまり、DMやチラシなど、気づくと結構溜まってしまいますよね。学校のおたよりは減らせませんが、チラシは投函を断ることで減らせるような気がします。そこで今回は、紙ごみを減らすために「チラシお断り」ステッカーを試した結果をご紹介します。※この記事には広告が含まれています。
1週間に届くチラシの量は思ったより多かった
東京都内の賃貸マンションに住んでいます。ポスティングされるチラシの量は、少ないときで1日1枚、多いときで1日5枚ほどです。マンションによっては、集合郵便受けの前にゴミ箱が設置されていて、いらないチラシはその場で捨てられる場合もありますよね。我がマンションにはそれがなく、「チラシは必ず持って行くように」の張り紙すらされています。つまり、郵便受けに入ったチラシは一度すべて家に持ち帰る必要があるのです。それを家の紙ごみ入れに保管して、溜まったら資源ごみへ出すのがルーティーン。結構すぐに紙ごみが溜まるのが悩みでした。
1週間で1枚もチラシが入らない日はなかった…
1週間でどのくらいのチラシが入っているか、あらためて観察してみました。すると、1枚もチラシが入らない日はありません。ハガキサイズくらいの小さな紙も入れて、1週間分で14枚ほどの量に。だいたい毎週このくらいは入っています。あまり気にしていませんでしたが、1か月にしてみると60枚近くにのぼりますよね。これは結構な枚数だなとあらためて感じました。そりゃ紙ごみがすぐ溜まるはずです。
「チラシお断り」のステッカーを郵便受けに貼ってみる
チラシが入るのが嫌だな~と思いながらも、何の対策もしてきませんでした。できる対策としたら「チラシお断り」ステッカーを貼るくらいしか思いつきません。これは、貼るだけだから簡単にできますし、費用も微々たるものですからすぐにできます。本当に効き目があるかわかりませんが、やってみる価値はありそうですよね。
どんなステッカーがいいのか悩む
「チラシお断り」のステッカーは、ホームセンターや100均などで販売されています。他には、楽天やAmazonなどのネットショップにもありますね。
「チラシ一切お断り!」や、「チラシ投函禁止!」と赤字で書かれている、結構強いタイプのステッカーをよく見かけます。しかしこれだと、結構目立ってしまいます。我が家はマンションですから、「他の家には入れても我が家だけには入れるな!」という感じがして、「ここの家の人は神経質なの?」という印象を与えかねない気も。なんとなく穏便にいきたいなら、あまり強くない自然な感じのステッカーがいいですよね。
中には、シルバープレートに「NO thank you」などと書かれたちょっとおしゃれなタイプも。でも、これだとあまり効果がないような気がしますよね。おしゃれさも大切ですが、チラシ投函を防ぐという目的を果たすものであって欲しい。さて、どんなシールがいいものか。あまりお金をかけたくないという気もします。
とりあえずテプラで作成
ステッカーを買うのもいいけれど、我が家には愛用のテプラがあります。まずは、テプラで「チラシお断り」シールを作って貼ってみるのがいいのではないか?と思い至りました。テプラでダメなら、次のステップで強いシールを買えばいいですよね。テプラなら、お金もかからず、キレイに作れて、悪目立ちもしないはず。どう書くか迷いましたが、「チラシは不要です。投函しないでください」とソフト目な文言にしてみました。テープの色も白ではなくピンクに。しかし、字は特大にして「チラシ入れないでよ」という気持ちだけは強めに。自分では、まあまあ満足がいく仕上がりになりましたが、はたして効果はあるでしょうか?
リボンにも印字できる愛用のテプラ「ガーリーテプラ」はこちらです
テプラを冷蔵庫収納に使うアイデアについては、こちらの記事もごらんください。
チラシが入らなくなるデメリットはないのか?
「チラシお断り」シールを貼る前に、ふと思いました。「チラシがまったく入らなかった場合、不都合はないのか?」ということです。もしも、重要なお知らせが知らされなかったら、困りますよね。
そもそも重要なチラシなんてない!
重要なチラシってなんでしょう?学校や自治体からのお知らせは、封書で来ます。マンションからのお知らせのチラシも、「チラシお断り」のステッカーにより入れられなかったとしても、掲示板にも貼られているでしょう。そもそも、マンションの断水やエレベーター停止のお知らせは、チラシではないですよね。ユニクロやワークマンのポスティングチラシはちょっと見たい気もするけれど、入っていなくても別に困りません。ネットで見ればOK。考えてみれば、重要なチラシなんてないと気づきました。これはもう、「チラシ不要テープ」のGOサインです。
投函口に「チラシお断りテプラ」を貼りつける
テプラで作った「チラシ不要テープ」を、郵便受けの投函口に貼りました。投函口の上に貼るのか、下に貼るのか悩みましたが、入り口に貼れば絶対に見えるだろうと思ってのことです。「細いテプラのシールじゃ目立たないかな?」と思いましたが、これが思っているよりも結構目立ちます。ポスティングする人が見落とすということはまずなさそう。さて効果はいかほどでしょうか?
チラシの数がゼロに!
ステッカーを貼った次の日、チラシは入っていませんでした。「おお!もう効果が?」と思いましたが、「いやいや、たまたまかもしれない…」と思いながら様子を見ること1週間。なんと、1枚もチラシが入りませんでした~!もしかして、「マンション全体にチラシが入っていないのかも?」と思い、管理人さんに確認。すると、他の部屋にはチラシが入っているようです。これは、「チラシ不要テプラ」の効果で間違いないでしょう。そして、テプラを貼って3週間ほど過ぎた今、入っていたのはケーブルテレビの勧誘の封書が1通だけ。封書はチラシと言っていいのか?でも、直に投函されていたのでチラシと計算しても、3週間で1通は優秀なのではないでしょうか?「チラシ不要テプラ」は、ちゃんと効果がありました。効果があったというよりも、劇的効果と言っていいくらいでは?
通販のDMなども断ることができる
ポスティングされるチラシが減ると、郵送で届くDMも減らしたくなってきますよね。通販などのDMは、通販会社へ連絡すれば断ることができます。ネットで会員登録などをしていれば、電話をしなくてもお客様ページへログインしてDM不要の設定ができる場合も。断り方がわからない封書には、「受取拒否」と書いてフルネームのサインか印鑑を押した紙を貼り、ポストへ入れる方法もあります。「チラシ不要ステッカー」と併用すれば、家に入ってくる紙類はかなり減らせるでしょう。受取拒否について詳しくは、郵便局HPのQ&A「架空請求、いたずら等、迷惑な郵便物を届けてほしくないのですが、どうすればよいのでしょうか?」をどうぞ。
もっと早くやればよかった!「チラシ不要ステッカー」は効果あり
半信半疑で貼ってみた「チラシ不要と書いたテプラ」でしたが、きちんと効果があり、不要なチラシが激減しました。ほぼゼロになったといっていいくらいの効果です。専用ステッカーではなく、自作のテプラでも十分な効果でしたから、専用ステッカーなら間違いはないでしょう。もっと早くやればよかったと悔やまれるくらいのめざましい効果です。紙ごみを減らしたい人や、チラシ投函に悩む人におすすめの対処法ですよ。シールたった1枚で、家に入ってくる紙を激減できました。不要なチラシに悩む人の参考になれば幸いです。
コメント