年賀状を断捨離!「年賀状じまい」の挨拶なしに年賀状をやめるには

年賀状じまい 家事

最近の断捨離ブームで、年賀状をやめる人も多いですよね。年賀状は、もらうとうれしいものではありますが、処分に困るもののひとつ。そして、あて名はプリンターがやってくれるとしても、デザインを決めたり一言書いたり、やっぱりなかなか大変です。年賀状をやめるには、最後に送る年賀状に「今年で年賀状は最後にさせていただきます」と書いて送る「年賀状じまい」をするのが一般的。しかし、もらった方は一方的な気がしますし、なんだか縁を切られたような残念な気分になりますよね。そこで、「年賀状じまい」の挨拶をせずに、自然に年賀状をやめてみることにしました。※この記事には広告が含まれています。

そもそも「年賀状じまい」とは?

最近よく聞くようになった「年賀状じまい」とは、年賀状に「この年賀状で最後にさせていただきます。来年からは辞退します」という旨を書いて、翌年から年賀状をやめることです。そして、一般的には終活の一環として、ある程度の年齢の人が行う行為とされていました。しかし、最近ではシンプルな暮らしの流行で、比較的若い世代でも「年賀状じまい」をして、年賀状をやめてしまおうと考える人が増えているようです。

40代の私が年賀状をやめるにはどうしたのか?

また40代の私がいきなり「年賀状じまい」の挨拶をするのは、ちょっと一方的な気がしてしまいます。なんだか悪い意味で「意識高い系」ぶってるような気すら…。「私がシンプルに暮らすから、もう年賀状は送りませんからね!」みたいな感じがするような。もっと波風が立たないような、マイルドな年賀状のやめ方をしたいなと考えました。それには「年賀状やめます」宣言なしで、なんとなーくやめるのがいいような気がします。

夫の転職で「年賀状をやめるチャンスかも?」と思った

チャンス!

我が家の夫は、一昨年の秋ごろに転職をしました。それまでは、夫の会社関係の人に何十枚と年賀状を出していたのです。そして、その年賀状の手配をしたりPCでデザインを考えて印刷するのは私! もう毎年面倒で面倒で。「今どき年賀状っていらなくない?」と12月になるたびに思っていました。この年は夫が転職したため、前の会社の人とはほぼ縁が切れます。「これは年賀状をやめるチャンス!」と、とりあえず自分から年賀状を出すのはやめてみました。年賀状をくれた人にだけ、返事を書くスタイルに。幸い夫の今の勤め先は、住所などの個人情報を社員で共有しないため、他の人から年賀状が来ることがありません。

思惑通り、年賀状はあまりこなかった!

去年のお正月に年賀状を送ってきてくれたのは、夫の前の会社の人が数人と、実家の両親や兄弟と夫の親戚数人、あとは私の友人が子どもたちの写真入り年賀状をくれました。全部で20枚もあったかどうか? 去年まではあんなにたくさんあったのに、かなり少なくなってビックリ。この年に年賀状をくれた前の会社の人も、きっと来年は年賀状をくれないはず。「これはこのまま年賀状がやめられそうだな?」と年賀状は断捨離していくことに決めました。

年賀状と一緒に断捨離できたモノも

プリンター

年賀状を断捨離することで、もうひとつ断捨離できたものがありました。それはプリンター。プリンターは、ほぼ年賀状をつくるために稼働していたと言っていいようなものでした。それ以外にも、たまに保険証などをコピーしたり、文書をプリントアウトすることもありましたが、そんなの月に一度あるかどうか。使うたびにインクが詰まってみたり、エラーが出たり、はっきり言ってプリンターって面倒くさい。しかも、デカイ。そんなに使わないのに邪魔。年賀状をプリントしないなら、コピーなどはコンビニのネットプリントで十分と思い、思い切ってプリンターを捨てました。これは、かなりスッキリしましたし、年賀状をやめてよかったと実感したことのひとつです。

自分の友人の年賀状をどうするか?

年賀状をやめようと思った最初の年は、こちらからは送らず、年賀状をくれた人にすぐ年賀状を書いてお返事を送りました。プリントなどはせずに、娘に絵を書いてもらって写真シールなどを貼り、あて名は手書きに。これだけでも年賀状がかなりラクになりましたね。

友達と「年賀状はLINEにしよう!」と言い合った

年賀状はLINEで送る

12月になり、今年は年賀状をどうしようかな?と思っていた時に、ちょうど友人たちとの集まりがありました。その際に年賀状の話題になり「今年はLINEで年賀状を送りあおう」という話に。そこで、フリーソフトのCANVAで写真入り年賀状をつくり、それを友人が集まるグループLINEにそれぞれが送りました。みんなの子どもの写真入り年賀状も見られてよかったですよ。実家の両親や兄弟にもLINEで年賀状を送りました。CANVA以外にも、年賀状が簡単につくれるアプリはたくさんありますから、自分が使いやすいものを探してみるといいと思いますよ。

それでも数枚の年賀状はきた

それでも数枚の年賀状は来た

普段はなかなか会わない、遠くに住む夫側の親戚などからは、数枚の年賀状が来ました。これは、ほぼ年賀状だけのやりとりになっている付き合いなため、これからも必要な年賀状と判断。夫側の親戚ですから、夫に年賀状を出してもらいました。それは、LINE用に私がつくった年賀状をコンビニでプリントすることで解決。そして、私は完全に年賀はがきで出す年賀状はありませんでした。私の年賀状の断捨離は完了です。

とにかく自分からは先に年賀状を出さずに自然にやめる

家の年賀状が完全にゼロになったわけではありませんが、2年でほぼ年賀状をやめられました。それも、「年賀状じまい」の宣言をすることなく自然とやめられたのがよかったですね。それは、たまたま夫の転職があったためうまくいったのが大きいでしょう。さらに、私の友人達も「年賀はがきで年賀状を出すのはやめたい」と、同じ気持ちであったことも幸いでした。私はとてもタイミングよく年賀状をやめられたため、ラッキーでしたね。「年賀状じまい」をせずに自然に年賀状をやめるなら、とにかく先に出すのをやめて、年賀状をくれた人にお返事として出す形にすれば、徐々にやめられるはず。いきなり「年賀状はこれで最後です」と言うのは結構キツイですから、フェイドアウトを目指すのがいいのかな? と感じました。また、我が家のように転職や転勤、引っ越しなどのタイミングで年賀状をやめるのもおすすめですよ。年賀状を断捨離したい人の参考になれば幸いです。

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