シンクをピカピカに保つコツは“やめること”?元家政婦が続けているラク掃除習慣
キッチンの中でも、シンクまわりの清潔感は生活の印象を大きく左右しますよね。
いくら料理が上手でも、シンクにぬめりや水アカがあると気分も下がってしまいます。
でも、家事ってやることが多すぎて、
「シンク掃除まで手が回らない」
「がんばって掃除してるのに、すぐ汚れる」
そんなお悩み、ありませんか?
実は、“やることを増やす”より、“やめることを見直す”ほうが効果的なんです。
今回は、元家政婦であり現役プロ主婦でもある私が実践している、
シンク掃除をラクに、そしてキレイをキープできるコツをご紹介します。※この記事にはアフィリエイト広告が含まれます。
やめたらキレイになった!私が「やらない」と決めていること
▶ 排水口のフタやカバーは、もう使いません!
排水口のフタって、見た目をカバーする目的で付いていることが多いですよね。
でも私は、もう何年も**“排水口フタナシ生活”**です。
その理由はシンプル。
フタがあると汚れやゴミに気づきにくくなるから。
たとえば、菊割れゴムやステンレスカバーがついていると、
中が見えないため「ゴミがたまってること」に気づきにくく、
気づいた頃にはぬめりや異臭が出ている…ということも。
フタを外しておけば、嫌でも目に入るので、
「ちょっとゴミ溜まってるな」「掃除しよう」と自然に掃除習慣が身につきます。
排水口のゴミ受けもやめた!
ついでに、排水口のゴミ受けカゴもやめました。あのゴミ受けも、定期的に洗うなどしないとヌルヌルしてしまうものですよね。カゴを洗う手間を考えたら、なくしてしまった方が早い!
というわけで、ゴミ受けをなくして、代わりにセリアの排水口リングを投入。リングに直接排水口ネットをセットして使えるため、ゴミ受けがいらなくなる便利アイテムです。こちらはプラスティック製ですが、ホームセンターやネットショップには、ステンレス製のしっかりしたものも売られています。100均ではないものの方がいい人は、そちらがいいかもしれません。
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食器洗いの“ついで掃除”が最強です
意識的にシンク掃除の時間をつくるよりも、
毎日の食器洗いの延長で排水口まで掃除してしまうのが圧倒的にラクです。
● ゴミ受けカゴは食器と同じタイミングで洗う
● シンク全体をスポンジでさっとなでる
● 仕上げに排水口の周りをクレンザーでこする
こうすると、「シンク掃除=特別な家事」ではなくなります。
特別な洗剤や道具も不要。食器洗いと同じ動線で、1日1分のついで掃除。
これが**“汚れがたまらない”シンクの秘訣**です。
スポンジいらず!使用済みラップが掃除に大活躍
さらにおすすめなのが、使用済みのラップをシンク掃除に再利用する方法です。
クシャッと丸めてクレンザーをつけると、
● スポンジよりも密着力があり
● 洗剤を吸収しないからムダがない
● そのまま捨てられるから衛生的
と、実はメリットだらけ。
使い終わったラップをすぐ捨てずに、**「シンク磨きにもう一仕事」**させる。
このちょっとした意識だけで、掃除がぐんとラクになりますよ。
また、また、セットする前の排水口ネットでシンクを洗ってしまうのもおすすめです。シンクを洗ったら、そのまま排水口リングにセットしてしまえばOK。シンク洗い専用のスポンジを用意する必要はなくなりますよ。
「やらない習慣」が家事をラクに、暮らしを整える
一生懸命やっても疲れるだけの掃除は、続きません。
だから私は、「あえてやらないこと」を決めて、それ以外は**“習慣化”してラクに回す家事**を目指しています。
シンク掃除でいえば、以下の3つを守るだけ。
- 排水口のフタはしない
- 食器洗いのついでにシンクと排水口まで洗う
- ラップや排水口ネットなど使い捨て素材を掃除に活用する
たったこれだけで、
「いつもピカピカだね」と言われるキッチンが保てるようになります。
まとめ|“やめる掃除”で、キッチンがずっと心地いい場所に
私たち主婦(夫)にとって、キッチンは1日の中でも滞在時間が長い場所のひとつ。
だからこそ、清潔で気持ちよく使える状態を無理なくキープしていきたいですよね。
「よし、掃除しよう!」と気合を入れなくても、
気がついたらキレイが保たれている。
そんな仕組みを作るために、まずは**“やらなくていいこと”をやめてみる**のがおすすめです。
今日の夜から、排水口のフタを外してみませんか?
たったそれだけで、あなたのシンク掃除がもっと軽やかになるかもしれません。