扇風機とサーキュレーター、どう違う?エアコン効率をぐんと上げる正しい使い方

ドウシシャ TATAMU(タタム) 家事

夏の冷房、みなさんどうしていますか?エアコンの電気代が気になるけれど、暑さはガマンできない…。そんなときに大きな味方になるのが「扇風機」と「サーキュレーター」。

この2つ、見た目は似ているけれど、風の質・目的・使い方がまったく違います。しかも、正しく使い分けることで、冷房効率がアップして電気代の節約にも!

この記事では、家事のプロとして実際に使ってきた経験から、扇風機とサーキュレーターの違いと、それぞれのベストな使い方を詳しく解説します。


扇風機とサーキュレーターの違いとは?

扇風機とサーキュレーターの違いとは?

まずは、ざっくり違いをまとめてみましょう。

項目扇風機サーキュレーター
風の性質やわらかく広がる風直線的で強い風
主な目的人を涼しくする空気を循環させる
音の特徴比較的静か音が大きいモデルもあり
向いているシーン就寝時、直接風にあたりたいとき冷房効率UP、換気、洗濯物の乾燥

【扇風機】は「涼しさを感じる」ことに特化

【扇風機】は「涼しさを感じる」ことに特化

扇風機は、直接人に風を当てて涼しく感じさせる家電です。

✔こんなときにおすすめ

  • 就寝時、やさしい風で快適に眠りたいとき
  • お風呂上がりに汗を引かせたいとき
  • ペットや赤ちゃんがいる部屋での暑さ対策

✔冷房補助にも使える?

やわらかい風が広がるので、部屋の空気を動かす「補助」にはなりますが、空気を押し動かす力はやや弱め
「空気の流れをつくる」役割としては、あとで紹介するサーキュレーターの方が得意です。


【サーキュレーター】は「空気を動かす」ための家電

【サーキュレーター】は「空気を動かす」ための家電

サーキュレーターは、風を一直線に送り出すのが得意。
そのため、部屋の中の空気を“かき混ぜる”のに最適です。

✔活躍する場面

  • エアコンの冷気や暖気を部屋全体に行き渡らせたいとき
  • 洗濯物を室内干しするとき(乾燥時間が短縮!)
  • 換気したいとき(空気を外に押し出せる)

エアコン効率を上げるには「風の向き」が重要!

エアコン効率を上げるには「風の向き」が重要!

「エアコンをつけてるのに、なんだか暑い…」
そんなときは、部屋の中に「空気のよどみ」があるサインです。

とくに冷気は下にたまりやすく、天井付近がムワッと暑いことも。

✔サーキュレーターの使い方のコツ

  • 冷房時は「上向き」にして天井に風を送る
    → 床にたまった冷気が循環し、部屋全体が涼しくなります。
  • 換気したいときは「窓に向けて外に風を送る」
    → 部屋の空気を外に押し出し、新鮮な空気が自然に入ってきます。
  • 洗濯物には「斜め下から」当てるように
    → 風が洗濯物の中を通り抜けて、より早く乾きます。

【よくある疑問】どちらか一台だけ買うなら?

「どっちもほしいけど、1台だけならどっち?」という質問、よく受けます。

  • 「涼しさ重視」なら扇風機
  • 「空気の循環やエアコン効率重視」ならサーキュレーター

ただし最近では、どちらの特性も兼ね備えた「ハイブリッド型」も登場しており、1台で両方の用途に対応できるモデルも増えています。


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プロ主婦おすすめ!注目のサーキュレーター&扇風機

アイリスオーヤマ サーキュレーター


上下左右に自動で首振り、コンパクトでもしっかり風が届く。室内干し派にもおすすめ。DCモーターで音が静か。

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ドウシシャ TATAMU(タタム)

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折りたためて、コンパクトになる扇風機。かさばらずオフシーズンの収納にもこまりません。音も静かでおすすめ。わが家では、収納重視でこの扇風機を使っています。


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山善 DCサーキュレート扇風機(衣類乾燥運転機能あり)


DCモーターで音の静かな運転かつ、サーキュレーターのような強い風も出せる扇風機。また、衣類乾燥運転機能も付いています。デザインもシックでおしゃれなのもいいところ。モバイルバッテリーにも対応しています。

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まとめ:風を動かす工夫で、夏が変わる!

  • 扇風機は「人向けの涼しさ」
  • サーキュレーターは「部屋全体を快適にする風」

この違いを知って、使い方を工夫するだけで、暑い夏も快適に乗り切れます。
エアコンの設定温度を上げても涼しく感じるようになり、電気代の節約にもつながりますよ。

「風をどう動かすか」を味方につければ、家の中はもっと快適になります!

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