元家政婦が教える【2024ライフハック21選】家にあるものですぐできることを集めました

ライフハック 家事

最近よく見る「ライフハック」。SNSなどでも人気ですよね。「もっと早く知りたかった~!」なんて思うことから、「こんなのずっとやってるよ~」なんて思うものまで。そこで、元家政婦の筆者が、2024年版ライフハックをどどんと紹介しちゃいます! 新しく何かを買わなくても、家にあるものですぐできることを集めましたよ。※この記事は広告を含みます。

料理系ライフハック

まずは料理系ライフハックです。吹きこぼれ防止方法や、パスタのゆで汁の再利用など。知っているものはあるでしょうか?

吹きこぼれ防止にスプーン

吹きこぼれ防止にスプーン

そうめんやパスタなど、麺をゆでる際の吹きこぼれ防止に、スプーンを鍋の底に沈めるライフハック。お湯が沸騰する際に出る大きな気泡をスプーンが分散してくれるため、吹きこぼれることがありません。お湯を沸かしてからスプーンを入れると危ないので、沸かす前から入れましょう。

使うスプーンは、ステンレス製など熱に強く、また重みのあるものが適しています。軽くて小さいスプーンは、沸騰する力に負けて浮き上がってしまうことも。使うスプーン選びがちょっとだけ大切かもしれません。

吹きこぼれ防止に木べら

吹きこぼれ防止に木べら

吹きこぼれ防止に、鍋の上に木べらをのせる方法もあります。菜箸をのせる方法もあるようですが、菜箸は軽いため、知らぬ間に落ちて火がつくと危険。なぜ木べらを置くと吹きこぼれ防止になるのかというと、沸騰してきた泡が木べらにあたってつぶれるためです。しかし、盛大な吹きこぼれはありませんが、多少こぼれてくることもあります。どちらかといえばスプーンの方がおすすめだと思います。

酢を入れてたまごをゆでると殻がむきやすくなる

ゆで卵をむく

ゆでたまごを作る際、ゆでるお湯の中に大さじ1杯程度の酢を入れておくと、殻が剥けやすくなります。たまごの殻はアルカリ性のため、酸性の酢を加えるとやわらかくなるためです。また、酢にはタンパク質凝固作用があり、白身を固めてくれるので、たまごにヒビが入っても白身が出てきにくくなりますよ。ポーチドエッグを作る際に、お湯に白身を入れる原理と同じです。

牛乳パックをまな板シートにする

牛乳パックをまな板代わりに

空になった牛乳パックを開いて洗って乾かし、肉や魚などを切る際にまな板シートとして使うと便利。まな板自体が汚れません。また、ネギやニンニクなど臭いがつきやすいものを切る際に使っても。これは、かなりの人がやっているかもしれませんね。

ペットボトルにパスタを入れると1人前ずつ出せる

ペットボトルの口の大きさは、パスタ1人前を束にしたときの直径とほぼ同じ。よって、ペットボトルにパスタを入れて収納すると、1人前の計量がラクにできます。

パスタのゆで汁でお皿がキレイになる

パスタのゆで汁を食べ終わった皿にかける
パスタのゆで汁をフライパンや食べ終わった皿などにかける

パスタをゆでたあとに鍋に残ったゆで汁を、食べ終わった後の皿にかけるとキレイになります。それは、ゆで汁にはサポニンという物質が含まれていて、これが洗剤の主成分である界面活性剤のような役割をしてくれるから。

パスタをゆでた後は、ゆで汁を捨てずにとっておき、食べ終わった後の皿にかけてから洗いましょう。油汚れが取れやすくなりますよ。パスタはオリーブオイルなどを使うことが多く、油っぽい場合が多いので結構便利。パスタだけでなく、うどんなどのゆで汁も同様の効果があります。

乾麺の袋は横に開ける

そうめんの袋を横にあけたところ
乾麺の袋は横に開ける

乾麺の袋は、袋の上部の細いところを開けがち。でも、そこを開けてしまうと、袋にクリップなどを留める余裕がありません。

横に開けたそうめんの袋をゴム留め
ゴムで留められる

そこで、袋を横にしてガバっと切れば輪ゴムをかけるだけで簡単に封ができます。そうめんやパスタ、そば、どの袋めんでも使えるライフハックです。

ラップの端がわからないときに輪ゴム

ラップの端がケースの中に入ってしまい、どこが始まりかわからなくなることってありますよね。爪を立てたりセロテープを貼ってみたりしてもうまく見つからない場合も。そんなときは輪ゴムをラップにかけて、くるくるよじれば端が巻きあがってきますよ。

ヨーグルトの汁でラッシー

水切りヨーグルトを作った時に出る汁や、ヨーグルトの上澄み液を、牛乳と1対1で割り、はちみつなどの甘みを加えると即席ラッシーに。水切りヨーグルトを作ったときにはぜひやってみて。好みでレモン汁などを加えてもおいしい。詳しい作り方はサンキュ!で私が執筆した記事「ヨーグルトの汁」はそのまま捨てないで!簡単でおいしい「ラッシー」の作り方をご覧ください。

掃除系ライフハック

掃除はなるべくラクしたいと思いますよね。新しいアイテムを使わずに今すぐできるものを中心に集めました。

お掃除ワイパーは寝起きにかけて回数を減らす

人が活動していて空気が動いている間は、ホコリが舞い上がりやすいものです。寝ている間は空気の動きがほぼありません。そこで、寝起きのタイミングでお掃除ワイパーをそーっとかけるとホコリが効率よく取れますよ。これで、掃除機をかける回数も減らせます。寝起きでやるのが難しい場合は、帰宅後すぐがおすすめです。

軍手を雑巾代わりに掃除をする

軍手を雑巾代わりにする

軍手を両手に装着しその手でホコリを取るなど、軍手を雑巾代わりに掃除をすると便利。細かいところの汚れが取れやすいですよ。さらに、ビニール手袋をした上に軍手を着けて、洗剤やアルカリ電解水などで掃除をしても。また、右手は濡れ拭き、左手は乾拭きなどにもできますよ。

使い終わったラップでシンクを洗う

使い終わったラップでシンクを洗う

使い終わったラップでシンクを洗えば、シンク用のスポンジを別に用意する必要がありません。また、クレンザーでシンクを磨く際、スポンジよりもラップの方がキレイになる利点も。それは、スポンジだとクレンザーに含まれる研磨剤が、多少吸われてしまいますが、ラップであれば研磨剤がそのまま活かされるから。お風呂の鏡のウロコ取りや、水道の蛇口の掃除などにもラップ+クレンザーはおすすめです。

排水口ネットでシンクを洗う

排水口ネット

こちらは、使用後ではなく使用前の排水口ネットを使うライフハック。

排水口ネットでシンクを洗う

排水口ネットを取り換える前に、洗剤をつけてシンクを洗い、そのまま排水口にセットするだけ。ついででできるし、シンク用のスポンジもいりません。

排水口にアルミホイルを入れてヌルヌル防止

排水口にアルミホイル

排水口に、クシャッ丸めたアルミホイルを2~3個入れておくと、ヌルつき防止になります。アルミホイルは濡れるとアルミニウムイオンを出すのですが、細菌は金属イオンを嫌うため繁殖が抑えらます。よって、細菌が繁殖することで起こるヌルヌルが防止できますよ。アルミホイルはあまりかたく丸めずにふわっと丸めた方が効果が出やすくおすすめです。

お風呂の換気扇を回すときはドアを閉める

お風呂のドアのガラリ

早く浴室を乾かしたくて、換気扇を回しながら窓も開けて換気をしていませんか? じつは、それはNG行為。窓を開けて換気扇を回すと、窓から入ってきた空気がそのまま換気扇へと流れてしまいます。窓と換気扇が近ければ近いほど湿気は外へ出ていきにくくなることに。窓のない浴室で、ドアを開けながら換気扇を回す場合も同様です。

浴室のドアには下の方に通気口があるため、ドアを閉めて換気扇を回せば空気の流れができるようになっています。万が一、通気口のないドアの場合は、少しだけ隙間を開けて換気扇を回しましょう。詳しくは、Yahoo!に執筆した記事『元家政婦が教える「お風呂の換気でやってはいけないこと」浴室の正しい換気方法』をご覧ください。

「チラシお断り」と貼って紙ごみを減らす

郵便受けに「チラシお断り」と貼るだけで、確実にチラシが減ります。家に入ってくるいらない紙を減らせますよ。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

ゴミ箱の底にゴミ袋収納

ゴミ袋は、ゴミ箱の底に収納しておくと、ゴミを出してもすぐにゴミ袋がかけられて便利。さらに、最初から2~3枚かけておくのもおすすめです。

洗濯系ライフハック

洗って干して乾かしてたたんで、仕分けてしまう…。洗濯のまつわる家事は結構あって面倒なもの。この手間を減らすライフハックをご紹介します。

「干す前にたたむ」でアイロンかけの手間を減らす

洗濯物が濡れた状態で、一度軽くたたむとシワが伸び、アイロンの手間を減らせますよ。詳しい方法はこちらの記事をご覧ください。

洗濯と収納のハンガーを同じにする

物干しとクローゼットは同じハンガー

洗濯物を干すハンガーと、クローゼットで使う収納用のハンガーは同じものにします。乾いたらそのままクローゼットへ持っていくだけだから、畳むなどの手間はありません。

タオルは干す前に振りさばく

タオルは干す前に振りさばく

干したタオルがバリバリに乾くことってありますよね。それを簡単に防止するには、干す前にタオルをバタバタと振ることで解決。タオルを振りさばくことで、タオルループが立ち、ふんわりしますよ。目安としては、10~20回くらい振るのがおすすめです。詳しくはYahoo!記事の『元家政婦の「家事の裏技」乾いたタオルがバリバリ…を防ぐ簡単な方法とは?』もご覧ください。

暮らし全般のライフハック

普段の暮らしの中の、ちょっとした不便やイライラを解消してくれるライフハックです。

ギュッと押してティッシュの最初の1枚をキレイに取る

ティッシュの取り出し口をギュッと押す

箱ティッシュの最初の1枚が、うまく取れないことってありますよね。3枚ほどごっそり取れてしまったり、破れて取り出せなかったり。そんなときは、ティッシュの取り出し口を親指でギュッと押しましょう。

ティッシュが上手く取り出せないのは、パッケージとティッシュの間に隙間がないから。ギュッと押して隙間を作ってあげれば、1枚だけ取り出せますよ。箱ティッシュだけでなく、箱なしのソフトパックでも同じ効果が得られます。

今すぐできるからためしてみて!

100均アイテムなどを使ったライフハックもたくさんありますが、今回は家にあるものだけでできるタイプのライフハックだけを集めてみました。新しいモノを買わなくても、今日からすぐにためせます! ぜひやってみてくださいね。また、新しいライフハックを随時追加の予定です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました