毎日欠かせない食器洗い。皆さんはキッチンスポンジの「固い面」と「柔らかい面」、どう使い分けていますか? もし「柔らかい面で優しく洗うのが正解」と思っているなら……実は、スポンジの力を半分も引き出せていないかもしれません。
今日は、元家政婦の視点からお伝えする「スポンジの本当の使い方」と、そして今、私がたどり着いた「我が家流スポンジスタイル」についてお話しします。
スポンジの「柔らかい面」は洗うためのものじゃない?

多くのスポンジは「不織布(固い面)」と「ウレタン(柔らかい面)」の2層になっていますよね。実はこの2つ、役割が全く違うんです。
- 柔らかい面は「泡立て器」 空気をたっぷり含ませて、洗剤をモコモコの泡にするための場所です。ここで汚れを撫でるだけでは、表面を滑っているだけで、油汚れをしっかり落としきれないことがあります。
- 固い面(不織布)は「ブラシ」 繊維の力で汚れをしっかり絡め取る、実働部隊。しっかり泡立てた後、この面で洗うのが、最も効率よく汚れを落とせる“正解”の順番です。

「固い面で洗うと傷がつきそう」と不安になりますが、パッケージに「研磨剤なし」と書かれているタイプなら、グラスなどを洗っても傷つく心配はほとんどありません。
「研磨剤使用」などと書かれているタイプのものは、普通の食器に使うと傷をつける場合も。その場合は、コゲ落としには研磨剤のついた不織布面、それ以外は柔らかい部分を使うなど、使い分けが必要です。
2. でも、実は私……今は「あのスポンジ」を使っていません

ここまで「スポンジの表裏」についてお話ししてきましたが、実は今の私、この2層式のスポンジ自体を使わなくなりました。
主婦歴25年、元家政婦として数え切れないほどの食器を洗ってきて、最終的に行き着いたのは……「使い捨てタイプの薄いスポンジ」です。
「使い捨て」を愛用する3つの理由
「えっ、もったいない!」と思われるかもしれませんが、一度使うともう戻れないほどメリットだらけなんです。
- 衛生面が最強: スポンジは家の中で最も雑菌が繁殖しやすい場所の一つ。使い捨てなら毎日新品なので、除菌の手間も不安もゼロです。
- ギトギト汚れも怖くない: カレー鍋や揚げ物の後のフライパン。「このスポンジ、もう汚したくないな……」というストレスから解放されます。
- 管理のコストがゼロ: 「そろそろ替え時かな?」「除菌しなきゃ」と考える時間自体をカット。最後はシンクを磨いてポイ、で掃除まで完了します。
- 100均でも買える:最近では、SNSなどでも使い捨てのスポンジが紹介されることが多く、ホームセンターやスーパー、100均でも入手が可能。気軽にどこでも買える便利さがあります。
家事は「正解」を知った上で「ラク」を選ぶ
道具の正しい使い方を知ることは大切です。でも、もしその道具の「お手入れ」がストレスになっているなら、思い切って「管理しなくていい道具」に変えてみるのも、プロ主婦®流の知恵。
皆さんも、自分にとって一番「心地よい」キッチンの形を見つけてみてくださいね。


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