食べ物を温めたり、冷凍品を解凍したりと、毎日のように使う電子レンジ。 皆さんは、使い終わったあとに中を拭かずにそのままドアを閉めていませんか?
実は、電子レンジの汚れを放置することは、不衛生なだけでなく「電気代のムダ」や「思わぬトラブル」に直結しているかもしれません。
今回は、主婦歴25年・元家政婦の私が実践している、「わざわざの掃除」をなくして、ついでに電気代も守る一番ラクな方法をお話しします。
電子レンジが「汚れていると損をする」って本当?

電子レンジが汚れていても、あまり気にならないという方も多いかもしれません。ですが、実はその汚れ、「エネルギーのロス」を生んでいる可能性があるんです。
電子レンジは、マイクロ波で食材の水分を振動させて温める仕組み。庫内に飛び散った油や食べかすが残っていると、マイクロ波がその「汚れ」にまで反応してしまいます。
本来、食材だけを温めるためのパワーが汚れに奪われてしまうため、加熱効率が下がり、余計な電力がかかる原因になることも。 「同じ時間温めても、なんだか温まりが悪いな」と感じる場合、実は庫内の汚れが原因かもしれません。
焦げ付いてからでは遅い!「発火」の火種を防ぐ
汚れを放置して何度も加熱を繰り返すと、その部分はどんどん焦げて「炭化」していきます。
特に油分や糖分を多く含む汚れは焦げやすく、小さな焦げカスから火花が出たり、煙や発火の原因になったりするリスクも。 「大掃除のときにまとめて」と後回しにするのではなく、汚れがこびりつく前に取り除くことが、家電を安全に長持ちさせる秘訣です。
特に、オーブンレンジの場合は注意が必要。汚れがついたままオーブン機能を使うと、すぐに焦げが進んでしまいます。
一番ラクなのは「温め終わった直後」の5秒で掃除!

「わざわざ掃除の時間を作るのは面倒」ですよね。私もそうです。 だからこそ、一番ラクなタイミングを味方につけましょう。それは、「温め終わった直後の湿気」がある瞬間です。
- 「温め」と「拭く」をセットにする レンジを使った直後は、庫内に蒸気が残っていて汚れが浮きやすい状態。この「温かくて湿っている瞬間」に、サーッと拭き取るだけ。布巾で拭くのが面倒なら、キッチンペーパーやティッシュでもOK。とにかく何でもいいから使ったら拭く、これが大事です。
- 習慣化のコツ 「使ったら、拭くまでが電子レンジを使う流れ」と決めてしまうのが一番簡単です。習慣にしてしまえば、そもそも「こびりつく」ことがないので、洗剤を使った重労働な掃除がいらなくなります。
頑固な汚れには「蒸気」の力を
もし汚れが固まってしまったときは、無理にこすらず「蒸らし」で解決しましょう。
耐熱カップに水を入れて1〜2分加熱し、そのまま数分放置します。庫内に蒸気が行き渡ることで、力を入れなくてもスルッと汚れが落とせますよ。また、チンして拭くだけの市販アイテムもあります。便利な使い捨てグッズで一度庫内をリセットするのもおすすめです。
まとめ:自分の時間を奪わない家事を
「いつかやらなきゃ」と汚れを見て見ぬふりをするのは、意外と心の負担になります。 でも、使ったついでにサッと拭くだけなら、わずか5秒で終わります。
この小さな習慣が、電気代のムダを省き、未来の自分の時間を守ってくれるはず。 今日の温めから、ちょっと意識してみませんか?


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