9月は防災月間。非常食や水の備蓄はしていても、「トイレの備え」まで用意している方は少ないのでは?実際に大規模地震や台風で断水・停電が起きると、真っ先に困るのがトイレですよね。排泄を我慢すると体調を崩し、排泄物を放置すると悪臭や感染症のリスクに。
主婦歴25年・元家政婦の私も「水と食料があっても、トイレが使えなければ生活は回らない」と感し、今回 アーネストの非常用トイレ凝固剤(A-78163) を購入。さらに開発元の株式会社アーネストさんに取材し、背景やこだわりを伺いました。
開発された背景
「日本は地震や台風が多く、断水や排水管の損傷でトイレが使えなくなることがあります。排泄物を放置すれば感染症や悪臭の原因に、我慢すれば体調不良に。そうした中で“いざという時に安心して使えるものを”と考え、開発しました」(アーネスト広報担当)
災害大国・日本だからこそ生まれた、必要性に根ざした商品だと分かります。
商品概要

- 内容量:500g(専用スプーン付き)
- 使用目安:1回5gで350mlの水分を固められる → 約100回分
- 保存期間:未開封で10年以上
- 価格:2,200円(税込)
- 販売場所:アーネスト公式ECサイトほか通販サイト
- 注意点:袋は付属していないため別途用意が必要
特徴と強み
- すぐ固まる:30秒ほどでゼリー状に固化
- においを抑える:消臭成分+抗菌剤で菌の繁殖を24時間後も抑制
- 大容量:1袋で約100回分 → 家族3人で1週間分に相当
- 長期保存:未開封で10年以上保管可能
- 安心の日本産:国内企画・品質管理
- 便利なスプーン付き:衛生的に計量可能
「1袋で1週間分をまかなえる安心感は、多くのご家庭に選ばれている理由です」(アーネスト広報担当)
実際にためしてみました(レビュー)

白くサラサラした粉で扱いやすい感じです。付属のスプーン1杯は、思ったよりかなり少ない使用量!これで固まるのかな?と思う感じですね。

ポリ袋にスプーン一杯の凝固剤を入れてみると、本当にほんのちょっとに感じます。

水350mlを一気に注いでみると、圧倒的に水が多くて大丈夫かな?という雰囲気。

あっという間にシャーベット状に変化。

30秒経つかたたないかで、しっかりゼリー状に固まりました!
使い方と注意点

- 汚物袋を便器やバケツにセット
- スプーン1杯の凝固剤を入れる
- 排泄する
- 固まったら袋を縛って可燃ごみへ
⚠ 注意:
- 袋は別途用意すること
- 絶対に便器に直接入れない
- 廃棄は各自治体のルールに従う
写真と同じゴミ袋はAmazonのこちらです。
防災備蓄の目安
国の推奨は「1人1日5回×1週間分」。
→ 3人家族なら約100回分=ちょうど1袋。
「これ1つで1週間安心」という分かりやすさが、備蓄を進めやすくします。
防災以外のシーンでも活躍
「キャンプや登山、釣り、長距離ドライブや渋滞、車中泊など、日常のさまざまなシーンでも役立ちます。小さなお子さんや高齢者の“急なトイレ”にも安心です」(アーネスト広報担当)
「防災専用」と思うと構えてしまいますが、普段のレジャーや旅行にも使えると分かると「無駄にならない備え」になります。
おすすめ保管方法

- 袋とセットで保管:凝固剤+袋をジッパー付き袋にまとめておくと安心
- 車に常備:ドライブや子どものトイレ対策に
- 収納アイデア:クローゼットや玄関、防災リュックに分散して備蓄
こうして日常に組み込むことで、防災グッズも「使えないまま終わる」ではなく「普段から便利」になります。
消費者へのメッセージ
「防災月間は備えを見直す絶好の機会です。非常食や水と同じように、トイレの備えも安心の第一歩。ご家庭や車にぜひ常備していただきたいアイテムです」(アーネスト広報担当)
まとめ
非常食や水の備蓄は進んでいても、トイレ対策は盲点になりがち。
実際に試してみて、「水を入れるだけで30秒で固まる手軽さ」「においが抑えられる安心感」「100回分の大容量」 を実感しました。
アーネストの非常用トイレ凝固剤は、防災備蓄としても普段使いとしても役立つ万能アイテム。
防災月間をきっかけに、「家族が安心できるトイレの備え」をぜひ整えてみてください。
※家庭用トイレの凝固剤は、筆者が自分で購入したものです。
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