「AI家電」「スマートホーム」最近この言葉をよく聞くようになりましたよね。「え?家事をAIがやってくれるの?」「ロボットが全部やってくれるの?」とワクワクしつつ、「なんだか難しそう」「機械オンチだからムリかも…」と思っている方も多いのではないでしょうか。
今回は、スマート家電とAIの違いから、私自身が実際に導入しているスマート家電体験、さらに今注目されているAI家電のことまで、詳しくご紹介します。
スマート家電とAI家電はちがう?まずは知っておきたい基礎知識
最近は「スマート家電」「AI家電」という言葉がごちゃまぜになって使われがちですが、実は役割が違います。
スマート家電とは?

スマート家電とは、スマホや音声などで遠隔操作できる家電のこと。
たとえば:
- スマホからエアコンをつける
- 音声でテレビをつける
- 外出先から照明を消す
など、「指示すればその通りに動いてくれる」家電です。ネット接続やBluetoothでつながっているのがポイントで、「命令を実行する」ことが得意です。
AI家電とは?

一方、AI家電は人工知能(AI)を活用して、人の行動や状況を学習・分析して自動で判断し動く家電のこと。たとえば:
- 洗濯物の量や汚れに応じて洗い方を調整する洗濯機
- 家族の行動パターンを覚えて照明を自動調整する照明
- 汚れやすい場所を記憶して効率よく掃除するロボット掃除機
など、自分で考えて動くのがAI家電の特徴です。
私が実際に使っているスマート家電のリアル
私は今、家の中に以下のスマート家電を導入しています。
どれも「特別な知識がなくても導入できて、生活が確実にラクになる」ものばかりです。
スマートスピーカー(Amazon Echo Dot 第5世代)

スマートスピーカーは、音楽をかけてくれるだけでなく、「アレクサ、テレビつけて」「エアコン消して」と声だけで家電操作もできるようになる魔法のような存在です。
最初は半信半疑だったのですが、朝の忙しい時間帯や、料理中で手が濡れているときなど、実際に使ってみると便利さが身に染みます。
ポイント:
- 価格は5,000円前後(セール時は3,000円台も)
- 子どもでもお年寄りでも簡単に使える
- タイマーやリマインダーとしても活用可
赤外線ハブ(SwitchBot ハブミニ)

テレビやエアコン、掃除機などの赤外線リモコンをひとつにまとめて、スマホや音声で操作できるようにするアイテムです。これがあることで、スマート機能がついていない古い家電でもスマート化できるんです!
わが家の使い方:
- 音声でテレビ・エアコン・ルンバの操作
- 夜寝る前に「アレクサ、おやすみ」で一括オフ
設置はWi-Fiにつなぐだけで、アプリ操作も簡単。初心者にもおすすめです。
アナウンス機能(Echoのルーム間通話)
もうひとつ感動したのが、家族への「呼びかけ」もスマートにできること。
子ども部屋に「ごはんできたよー!」と大声で呼ぶ必要がなくなり、
「アレクサ、アナウンスして」と言えば、スピーカーからちゃんと伝えてくれます。
こういうストレスの積み重ねがなくなると、本当に気持ちがラクになりますよ。
スマートロック(SwitchBot スマートロックプロ)

玄関の鍵をスマホで操作できるようになっただけでなく、扉の開け閉めの通知がスマホに届くので、防犯面でも安心。
暗証番号や指紋でも開けられるようになったので、子どもも鍵を持たずに出かけられて便利です。
私は使っていないけれど…気になるAI家電たち
私自身はまだ導入していませんが、これから検討したい「AI搭載家電」もいくつかあります。
AIロボット掃除機
部屋の形状や障害物の位置を学習し、効率的な掃除ルートを自分で判断して動くモデルが増えています。
ペットの毛やホコリが多い家庭では、掃除の負担がかなり減ると評判です。
AI洗濯機
洗濯物の重さ、汚れの度合い、衣類の素材などを自動で判断して、最適な洗い方や乾燥モードを選んでくれるものも登場。
共働き家庭や育児中のご家庭にはありがたい機能ですよね。
AI冷蔵庫
中にある食材を管理してくれて、消費期限のアラートや献立提案をしてくれるモデルもあります。
ただし、現状では食材の登録が手動なこともあり、使いこなせるかは慎重に見極め中です。
家事に全部AIを任せる時代…ではなく「共存」の時代

AIやスマート家電は、すべての家事を代行してくれる夢のロボットではありません。
けれど、家事の中で「手間」「ストレス」「時間」を奪っていた部分を、確実にラクにしてくれる存在です。
私たちは、家事をがんばらなくてもいい時代に生きています。
がんばらずに、工夫して、うまく任せる。これこそが、プロ主婦流の「知恵の使いどころ」だと思っています。
まずはスマートスピーカーと赤外線ハブから始めてみて
いきなり高価なAI家電を買う必要はありません。
私のおすすめは、まず5,000円前後のスマートスピーカーと、赤外線ハブを試してみること。
- 「テレビをつける」
- 「エアコンを操作する」
- 「ごはんの呼びかけをする」
たったこれだけでも、家事のストレスが確実に軽くなります。
そして、「あ、これならAIに任せてもいいかも」と感じる部分を少しずつ増やしていけばOK。
未来の暮らしは、もう始まっています。
あなたもぜひ、声だけで家事が進む快適さを、一歩踏み出して体感してみてください。
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