掃除がラクに!プロ主婦マミ直伝「浮かせる収納」で家事時短&スッキリ快適【TBS Nスタでも紹介】

掃除がラクに!プロ主婦マミ直伝「浮かせる収納」で家事時短&スッキリ快適 100均

毎日の掃除や片付け、大変ですよね。そこで今回は、私も実践している「浮かせる収納」の活用術をご紹介します。これを取り入れるとボトル底の水垢やヌメリを予防でき、物の周囲にホコリも溜まりにくくなります。また物をいちいち移動せずサッと拭き掃除できるので掃除の時短につながり、家事の負担がぐんと減ります。さらに何も置かれていない床や台は見た目もスッキリ!まさに一石三鳥のラク家事テクなんです。こちらの内容の一部は、TBSのNスタでも紹介させていただきました。

まずは具体的なシーン別に、掃除や片付けがラクになる浮かせる収納アイデアを見ていきましょう。どれも100均グッズやご家庭にあるものですぐ試せるものばかりです。「掃除ラク」「家事時短」を叶えるプロ主婦流アイデア、ぜひチェックしてみてくださいね。

洗面所:歯ブラシやコップを浮かせて洗面台掃除をラクに

洗面台

水回りである洗面所は、歯ブラシやコップ、ハンドソープなど細々した物が多く散らかりがち。洗面台にそのまま置いておくと、水滴でヌメリやピンク汚れが発生しやすく掃除の手間も増えてしまいます。例えば歯みがき用のコップは、置きっぱなしにすると底に水垢がついてピンク汚れになりがちで気になりますよね。かといって頻繁に洗うのも面倒です。そこで浮かせる収納の出番です!

コップや歯ブラシは吊るす!

洗面台の鏡や壁に吸盤フックを付けてコップを引っ掛ければ、使った後に逆さに吊るせて水切りできます。底に水が溜まらずヌメリ防止になり、コップ置き場の水垢も激減します。歯ブラシも同様に、歯ブラシホルダー(吸盤式・マグネット式)に差し込んで浮かせておけば、歯ブラシ立てに水が溜まるのを防げます。見た目もスッキリして衛生的ですよ。

セリア 貼ってはがせるフィルムフック

わが家では、歯ブラシをセリアの「貼ってはがせるフィルムフック歯ブラシホルダー」をつかって浮かせています。

ハンドソープも壁付けに!

ハンドソープ

洗面台のハンドソープも浮かせてしまいましょう。強力両面テープで貼る「シールフック式ディスペンサーホルダー」やマグネット式ホルダーを使えば、賃貸でも壁にディスペンサーを簡単取り付け可能です。浮かせる最大のメリットは、ボトル底のぬめり汚れを軽減できること。実際に「浮かせると容器底面のヌメリ汚れがぐっと減り、こぼれてもサッと拭くだけでキレイを保ちやすい」という声も。つまり掃除頻度が下がり、いつも清潔な洗面台をキープできるのです。


こうして洗面台周りのアイテムを全て浮かせれば、掃除のたびに物を移動する必要がなくなります。歯みがき後にサッと布巾で拭くだけで水垢ゼロ!洗面台が常にピカピカだと気持ちいいですし、物が宙に浮いているおかげで見た目もごちゃつかずスッキリしますよ。

お風呂場:シャンプー・リンス類を浮かせてヌメリ・カビ対策

お風呂場:シャンプー・リンス類を浮かせてヌメリ・カビ対策

浴室は家の中でも特に湿気が多く、放っておくとすぐボトルの底がヌルヌル、さらには黒カビまで…なんてことも起こりがちですよね。【浮かせる収納】を取り入れて、あのイヤ〜なヌメリとカビにサヨナラしましょう!ポイントはシャンプー・リンス・ボディソープなど浴用品ボトルを床や棚に直置きしないことです。

浴室の浮かせるポイントと効果

  • マグネットやフックでボトルを宙に! 最近のユニットバスは壁面が磁石対応になっている場合が多いので、活用しない手はありません。市販のマグネット式ボトルホルダーを使えば、シャンプー類のボトルをそのまま壁にペタッと貼り付け可能です。強力マグネット付きの専用ボトルに詰め替えて浮かせているご家庭もあります。壁に吊るすタイプのボトルハンギングフック(ボトルの首に引っ掛けるパーツ)など、吊るす方法でもOK。要は床に置かなければ◎です。こうすることでボトル底が水気でヌルヌルしがちな問題を解決でき、放置して数週間でカビが…という事態も防げます。
  • 浴室小物もまとめて浮かせる! ボトル以外にも、浴用スポンジやブラシ、お風呂掃除用具まで全部浮かせてしまいましょう。例えば磁石OKな壁ならマグネットフック付きのラックを取り付けて、そこにボディタオルやブラシを掛けたり、石鹸トレー代わりのマグネットホルダーで固形石鹸を貼り付けたり、とフル活用できます。床や棚に物を置かないことで床面の水はけも良くなり、結果として浴室全体のカビ発生も激減します。実際「すべて浮かせたことでカビがほとんど発生しなくなった」という声もあるほどです。

浮かせる収納により、お風呂上がりにシャワーで床や壁を流す際も邪魔なボトルがなく一気に流せて掃除ラクラク!自然乾燥もしやすくなります。床に直置きしていた頃に比べて、ボトル底のヌメリ取りやカビ取り掃除の頻度が格段に減り、家事の時短を実感できるはずです。見た目もホテルライクにスッキリして、一石二鳥ですね。

キッチン:洗剤・スポンジ・ハンドソープを浮かせて作業効率アップ

キッチン:洗剤・スポンジ・ハンドソープを浮かせて作業効率アップ

キッチンのシンク周りも「浮かせる収納」で快適度がアップします。シンクに置きがちな食器用洗剤のボトルやスポンジ、ハンドソープ類を浮かせて収納すると、調理や洗い物の作業効率がグンとアップしますよ。

スポンジは宙づりで乾燥!

セリアのシンクラックと使い捨てのスポンジ
セリアのシンクラックと使い捨てのスポンジ

食器洗い用スポンジは使い終わったら専用ホルダーに吊るして収納しましょう。シンク内側に吸盤で付けるスポンジラックや、シンク上に渡す伸縮ラックに引っ掛けるタイプなど色々あります。おすすめは水切りしやすい吊り下げ式。スポンジがしっかり乾いて雑菌の繁殖を抑えられ、イヤな生乾き臭も防げて衛生的です。シンクに直置きしていた頃より格段に清潔になりますし、何よりシンク底にヌメリが溜まらないのが嬉しいポイントですね。

セリア コーナー用シンクラック
セリアの「コーナー用シンクラック」110円

わが家で使っているのは、セリアの「コーナー用シンクラック」。シンプルなつくりで、掃除がしやすくおすすめです。

洗剤ボトルも壁面に貼る!

洗剤とハンドソープを浮かせる

食器用洗剤も、浮かせて使えるボトルに替えてみませんか?最近はプッシュ式ボトルを浮かせたまま押せるホルダーが市販されています。例えば強力シールフックでシンク横の壁にボトルホルダーを貼り付けておけば、そこに洗剤ボトルをセットして宙に固定可能。実際に「スポンジと洗剤をそれぞれ浮かせた結果、スポンジの水切れが良くなり、洗剤ボトル底にも洗剤が溜まらないので掃除がラクになった」と感じた声もあります。ボトル底のベタベタ汚れに悩まされることがなくなり、後片付けの手間が減るのは大きなメリットです。ハンドソープの同じように浮かせています。

セリアの「粘着シートボトルホルダー」110円

わが家では、セリアの粘着シートボトルホルダーを使っています。浮かせたままポンプを押せるため、わざわざ降ろす手間がなく重宝しています。耐荷重は1kgまでと、結構協力ですよ。

こうしてシンク周りを全部浮かせてしまえば、調理台やシンクトップに余計なものがなくなり作業スペースが広々!洗い物のときも手元がスムーズで時短になります。使いたい物にサッと手が届き、使い終われば定位置にヒョイと戻せるので後片付けも簡単です。もちろん見た目もスッキリしますから、キッチンに立つのがさらに楽しくなりますよ。

玄関:玄関ドアにマグネット収納で鍵・ハンコを浮かせて定位置管理

玄関周りは意外と小物が散らかりやすい場所。出かけに必要なや、宅配受け取りに使う認印(ハンコ)など、「あれどこだっけ?」と探し回った経験はありませんか?そのお悩みも玄関ドアの裏を活用すれば解決です!玄関ドアが金属製なら磁石がくっつくので、ドア面を収納スペースに変えてしまいましょう。

玄関の浮かせるポイントと効果

  • 磁石で鍵もハンコもペタッ! ドア裏にマグネット式のキーフック印鑑ホルダーを取り付けます。例えばヤマザキジツギョウ(山崎実業)の「tower」シリーズには、ドアに貼るだけで使えるマグネットキーラックがあります。5連のフック付きで家族全員の鍵をまとめて掛けられ、さらに印鑑やペンを置けるトレーが付いたタイプも市販されています。100均でもマグネットキーケース印鑑ホルダーが手に入るので、気軽に試せます。ドアが木製等で磁石NGの場合も、強力両面テープでマグネットグッズを貼り付ければOKです。
  • 定位置管理で探し物ゼロ! ドアを開け閉めするたびに落ちないか心配…という場合は、ドアではなく玄関収納の扉裏や壁に貼っても◎。要は決まった場所に浮かせて収納することで、「鍵どこいった?」「ハンコが見当たらない!」がなくなるのが最大の利点です。狭い玄関でも扉裏というデッドスペースを有効活用できるので、玄関がこれ以上狭くならずスッキリ保てます。

玄関小物を浮かせて定位置を決めておけば、朝の忙しい時でも探す手間が省けて家事動線がスムーズになります。「鍵閉めたっけ?」「ハンコ持った?」とバタバタすることも減り、玄関も見違えるほど片付きます。玄関はお家の顔ですから、いつもスッキリ保てるのは嬉しいですね。

掃除道具:クイックルワイパーも壁に掛けてサッと時短掃除

掃除用具そのものも浮かせて収納すれば、取り出しやすく仕舞いやすい最高の状態に!たとえば床用ドライシートでおなじみのクイックルワイパーやモップ類、普段どこに置いていますか?つい隅に立てかけておくと倒れてきたりして邪魔になりますよね。それらも壁に掛けて浮かせて収納してしまいましょう。

リビングの浮かせるポイントと効果

  • フロアワイパーは壁掛け収納! 市販のマグネット式フロアワイパースタンド(山崎実業「tower」など)を使えば、磁石の付く壁や冷蔵庫の側面等にワイパーをピタッと固定できます。「つい直置きして倒れがちなフローリングワイパーをスマートに収納できる」と人気の商品で、マグネットで壁に浮かせて設置することで今まで死角だった壁面を有効活用できます。同様に、シールフックや突っ張り棒+フックなどでも構いません。要は柄の部分を引っ掛けて立てるイメージです。壁掛けすることでワイパーの定位置ができ、使いたいときにサッと手に取れて掃除がはかどります。
  • 掃除グッズ一式をひとまとめ! 他の掃除道具(ハンディモップやホウキなど)もまとめて壁に吊るしておくと、必要なものにすぐ手が届きます。掃除用具コーナーを壁面に集約しておけば見た目もスッキリしますし、「どこにしまったっけ?」と探すムダ時間もなくなります。たとえば洗面所にフロアワイパーを掛けておけば、歯磨きしながら片手で床をサッと拭くなんてことも可能になりますね。

掃除道具を浮かせて定位置収納することで、出し入れのストレスがなくなりこまめな掃除がラクに続けられます。思い立ったときサッと掃除できるので部屋のキレイが長持ちし、結果的に大掛かりな掃除の頻度も減って家事全体の時短につながりますよ。

ダイニングテーブル:脚にペン立てを付けて文房具を浮かせる工夫

ダイニングテーブル:脚にペン立てを付けて文房具を浮かせる工夫

ダイニングでお子さんが宿題をしたり、食卓でちょっとメモを書いたりするときの文房具、どうしていますか?毎回ペンケースを持ってくるのは面倒だし、テーブル上にペン立てを置きっぱなしにすると生活感が出てしまう…。そんなプチ悩みを解決するのが、テーブルの脚にペン立てを貼り付けるアイデアです。

ダイニングの浮かせるポイントと効果

  • 両面テープでペン立てを固定! 用意するのはお好みのペン立てと強力な両面テープ(できれば透明タイプの耐荷重テープが◎)。ペン立てにテープを貼り、ダイニングテーブルの脚や天板の裏側など邪魔にならない場所に貼り付けるだけで完成です。例えばブリキ缶やプラスチック製ペン立てを再利用してもいいですし、100均のペンホルダーを活用してもOK。私は家にあった無印良品のシンプルなペンスタンドと、セリアで購入したアクリルフォーム両面テープで実践してみましたが、しっかり固定できました。
  • 机上から消えて見た目スッキリ! ペン立てがテーブルの脚に移動したことで、普段は全く目立たずスッキリ見えます。使うときはサッと手を伸ばせばノールックでペンを1本取り出せ、そのまま元の場所に戻せるのでとても快適です。実際この工夫をした方も「目立たないのでスッキリ見えるし、ペンが取りやすくなってプチ不便が解消された」と感じています。テーブル上に常にペン類が出ていないだけで、ダイニングの見た目がぐっと片付きますよね。
リビング

ダイニングテーブルの上に物を置かないようにすることで、食事の配膳や片付けもスムーズになります。必要なときだけスッと取り出せる収納なので家事動線を妨げず快適です。我が家では子どもの学習用文具だけでなく、キッチンばさみをダイニングテーブル脇に貼り付けて、食事中に袋を開ける際すぐ使えるようにするなど応用しています。ちょっとした工夫で暮らしやすさがアップするので、ぜひ試してみてください。

ゴミ箱まわり:ハサミやゴミ袋も浮かせて便利&衛生的に

最後は意外なゴミ箱まわりのアイデアです。キッチンやリビングのゴミ箱付近に、袋を開封するためのハサミ新しいゴミ袋のストックを備え付けて浮かせておくと、驚くほどゴミ捨てがラクになりますよ!私は「ゴミ箱にハサミなんて発想なかった!」と初めて知ったとき目からウロコでしたが、一度やると手放せません。その便利さと衛生面でのメリットをご紹介します。

ゴミ箱まわりの浮かせるポイントと効果

  • ゴミ箱にハサミをくっつける! 賃貸でも簡単にできる方法として、マグネット式のハサミホルダーをゴミ箱の外側に貼り付けます。スチール製のゴミ箱なら磁石がそのまま付くので理想的。ホームセンターやAmazonでも売っていますが、実はダイソーやセリアなど100均でも入手可能です。我が家ではセリアのマグネット付きハサミケースをゴミ箱側面にペタリと装着。プラスチック等で磁石が付かないゴミ箱でも、ホルダー裏に強力両面テープを付ければ同じように取り付けられます。
  • 「切って即ポイ」で時短&清潔! ゴミ箱にハサミをセットしておくと、とっても便利なんです。【例えば】郵便物の封を開けるとき――ゴミ箱に付けたホルダーからハサミを取り出し、ゴミ箱の上で封筒をジョキジョキ。出た紙片をそのままポイッと捨て、ハサミは再びホルダーへイン!これ。使う場所にハサミがあるから、わざわざ他の部屋に取りに行く手間もありません。シュレッダーハサミもゴミ箱に貼り付けています。

このようにゴミ箱まわりに必要な物を浮かせておくと、ゴミ捨て作業が驚くほどスムーズ&清潔に行えます。料理中に出た食品トレーの切断などもその場でできて衛生的ですし、袋交換に手間取らないので生ゴミ臭が広がる前にサッと捨てられます。ちょっとした工夫ですが、毎日の家事負担を確実に減らせるアイデアですよ。


おわりに:浮かせる収納で家事ラク&家事時短を実現!

いかがでしたか?洗面所、お風呂、キッチン、玄関、掃除道具、ダイニング、ゴミ箱周り…と様々な場所での浮かせる収納アイデアをご紹介しました。どれも難しいテクニックではなく、ちょっと吊るす・貼る工夫をするだけで驚くほど掃除や片付けがラクになります。私自身、家中で浮かせる収納を取り入れてから「掃除が本当にラクになった!」と実感しています。床や台に物がないとこんなにも拭き掃除がしやすいのかと感動しますよ。

浮かせる収納は家事の時短と負担軽減にも直結します。日々の小さな「面倒くさい」を潰していくことで、空いた時間と心の余裕が生まれるはずです。そして何よりお部屋がスッキリ片付いて見えるのが嬉しいポイントですよね。今回ご紹介したアイデアはどれも安価なグッズで今すぐ始められるものばかりです。ぜひできるところから試してみて、“浮かせる収納”の効果で掃除ラク&家事時短を実感してみてくださいね!

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