いよいよ花粉が本格的な季節になりましたね。 朝起きてすぐ、お部屋の空気をきれいにしようと、真っ先に「掃除機」を手に取っていませんか?
実はその習慣、もしかすると逆効果かもしれません……! 今日は、主婦歴25年・元家政婦の私が実践している、「家の中の花粉を絶対に舞い上げない掃除ルーティン」を詳しくご紹介します。
なぜ「いきなり掃除機」はNGなの?

理由はとってもシンプル。掃除機の「排気」です。
花粉はホコリよりもずっと軽くて、ちょっとした空気の動きでフワッと舞い上がってしまいます。せっかく夜の間に床に降り積もった花粉を、掃除機の風で部屋中に散らしてしまうのはもったいないですよね。
窓を開けて換気をするのも、実は掃除が終わるまでガマンするのが正解。外からの新しい花粉を入れない、というのも大切なんです。
【大切】普段の掃除と「ここ」が違います
私は日頃から、お掃除の基本として「乾いたホコリは、水分で固まる前に乾いた状態で取るのが鉄則」とお伝えしています。ですが、こと「花粉」の時期に関しては、少しだけルールが変わります。
アレルゲンを部屋に広げないために、あえて「湿り気」を味方につけて、花粉をその場に釘付けにする(重くする)のがプロ流です。
朝一番の「ウェット拭き」が最強な理由

人が動かない夜の間に、空気中に漂っていた花粉はゆっくりと床に降り積もります。この「朝一番」の状態が、花粉を一網打尽にする最大のチャンス!
- 舞い上がる前にキャッチ: 掃除機をかける前に、まずはフローリングワイパーのウェットシートや、固く絞った雑巾で、床の表面をそっと撫でるように拭き取りましょう。
- 無添加のウエットシートも:ウエットシートは便利だけれど、小さな子どもがいるから薬品が気になる…なんてこともありますよね。今は、無添加タイプのウエットシートも販売されています。それを使うと手軽かつ薬品の心配がありません。
掃除機は「仕上げ」に、ゆっくりと
拭き掃除が終わったら、ようやく掃除機の出番です。 壁際や、どうしても拭き掃除では届かない家具の隙間を吸い取っていきます。
- ゆっくり動かすのがコツ: 掃除機をガシガシ動かすと、それだけで風が起きます。「1往復に5〜6秒」かけるくらいのイメージで、ゆっくり、優しく動かしてあげてくださいね。
- 玄関は念入りに: 花粉の一番の入り口である玄関。ここは最後にしっかり吸い取って、家の中への侵入を食い止めましょう。
掃除が終わった瞬間が「空気清浄機」の出番

ここ、実はとっても大切なポイント。拭き掃除と掃除機が終わった直後は、どうしても微細な花粉が少しだけ舞い上がってしまいます。
- 掃除直後の「ターボ運転」: お掃除が終わったら、空気清浄機の風量を一時的に「強」や「パワフルモード」に切り替えましょう。舞い上がったわずかな花粉を、空気清浄機に一気に吸い込んでもらいます。
- 置き場所も見直してみて: 空気清浄機は「玄関の近く」や「人の出入りが多いドア付近」に置くと、外から持ち込んだ花粉をリビングに入る前にキャッチしてくれますよ。
加湿も忘れずに

空気が乾燥していると花粉はいつまでも宙を舞い続けます。加湿器を併用して湿度を50%前後に保つと、花粉が水分を含んで下に落ちやすくなり、翌朝の「拭き掃除」がさらにラクになりますよ。
加湿器のお手入れや選び方についてはこちらの記事をご覧ください。
結朝の「10分」で一日の快適さが変わる
洗濯物と同じで、掃除も「順番」を変えるだけで、驚くほどラクに、そして効果的になります。
家の中だけは、家族が安心して深呼吸できる場所にしたいですよね。 「拭いてから、吸う」。 明日の朝から、ぜひ試してみてください。



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