防災グッズを準備することは、いざという時に家族の安全を守るための第一歩。しかし、「費用がかさむ」「何を揃えればいいかわからない」なんて思いますよね。そんな悩みを解消するのが、ダイソーやセリア、キャンドゥ、ワッツなど100均の防災グッズです。低コストで多機能なアイテムを揃えられる100円ショップは、防災対策の強い味方! この記事では、100均でそろう防災グッズをプロ主婦がご紹介します。※この記事は広告を含んでいます。
100均で揃えたい基本の防災グッズ5選
防災グッズというと、専用品を用意しなくてはいけない気がします。しかし、一度にそろえると結構な出費になりますよね。今は、100均にも防災グッズがたくさん。専用コーナーがある場合もありますよ。まずは揃えたい基本アイテムからご紹介します。基本の防災グッズはセット品を買い、家族の人数分の買い足しに100均を使うのもおすすめです。
懐中電灯・LEDライト
停電時に真っ先に必要になるのが明かり。ダイソーでは軽量コンパクトなLED懐中電灯から吊り下げ可能なランタン型まで、幅広いラインナップが揃っています。防水タイプのものを選べば、雨天時やアウトドアでも安心。電池も併せて購入して、すぐに使える状態にしておきましょう。どの100均でも懐中電灯と電池の販売があります。
防寒対策グッズ
災害時に特に注意が必要なのが、寒さから身を守ること。100均で手に入るアルミシートやブランケットは、軽量でコンパクトに収納でき、非常持ち出し袋にもぴったり。併せて使い捨てカイロも準備しておけば、冷え込む冬でも安心です。ダイソーをはじめとした、各100均で入手できますよ。
折りたたみポリタンク・おりたたみバケツ
断水時の水確保に役立つのがポリタンクや折りたたみバケツ。給水タンクもコンパクトに折りたためるものがありますよ。ダイソーにはリュックとして背負えるタイプも。給水所に水を汲みに行く際、背中に背負えると便利です。水だけでなく、簡易トイレや清掃用の水を確保する際にも使えます。
簡易トイレ・衛生用品
災害時に見落としがちなのがトイレ問題。100均では凝固剤付きの簡易トイレが手に入ります。携帯用のエチケット袋も凝固剤入りで便利に使えます。
また、除菌シートやウェットティッシュ、マスクなどの衛生用品も豊富に揃っているため、忘れずに備えておきましょう。
簡易調理器具
食事は心の支えにもなる重要な要素。固形燃料やコンパクトなアルミ鍋、調理ができるポケットストーブなど、調理に必要なアイテムが揃います。これらは主にキャンプ用品として売られていますが、非常時にも活躍します。非常食と一緒にストックしておけば、温かい食事が取れる安心感が得られますよ。
ご飯が簡単に炊ける炊飯袋などもおすすめです。
100均防災グッズの「意外な活用アイテム」
100均アイテムのラインナップには、一見防災と無関係に見えるものも、非常時に役立つケースが多々あります。プロ主婦としての視点で「意外に便利なアイテム」をピックアップしました。
トラベル用の衣類圧縮袋
衣類やタオルを圧縮袋に入れると、非常持ち出し袋の容量を有効活用できます。赤ちゃん用のおむつなど、かさばるものを圧縮させるとコンパクトに。また、ビニール製のため、濡れた衣類や汚れたものを一時的に保管する際にも役立ちます。
食品用ジッパーバッグ
食品保存用のジッパーバッグは、医薬品や小さな調味料などを分けて収納する際に便利です。透明で中が見えるため、探しものもが見つけやすいメリットも。防水性が高いため、貴重品を濡らさないよう保護するのにも使えますよ。
マイクロファイバータオル
災害時はタオルも貴重な資源。マイクロファイバータオルは、普通のタオルよりも軽量で薄いのに、十分な吸水性があります。また、乾きが早い特徴も。汚れた体を拭く以外に、簡易包帯として使うことも可能です。
ダイソーには、小さく圧縮された、コンパクトサイズの「圧縮タオル」もあります。21×26cmのパッケージの中に8枚のタオルが入っていますよ。防災リュックにひとつ入れておきたいアイテムです。
洗濯ロープ
避難所で役立つのが洗濯ロープやS字フック。洗濯物を干したりするだけでなく、仕切り用カーテンを設置するなどに使えます。S字フックなどと組み合わせて収納にも使えます。使わないときはコンパクトなため、意外と便利なアイテムです。
スマホの防水ケース
水害時や雨天時、スマホや書類を守るために防水ケースを準備しておくと安心です。ダイソーの防水ポーチは安価ながら耐久性が高いと好評です。スマホ用だけでなく、タブレット用もありますよ。
100均防災グッズを最大限活用する3つのコツ
アイテムを使い慣れておく
防災グッズは「揃えたつもり」では不十分。実際に使ってみることで、使用感や不足しているものがわかります。特に簡易トイレや調理器具は、事前に試しておくことをおすすめします。
定期的に見直しを行う
防災グッズは揃えて終わりではありません。食料や電池など、消費期限のあるものは定期的に入れ替えが必要です。また、暑い時期は熱中症対策グッズ、寒い季節はあったかアイテムなど、季節や家族構成などに応じて内容を見直すことも重要です。
家族全員で共有する
非常時に誰か一人が対応できない場合も考慮し、防災グッズの場所や使い方を家族全員で共有しておくことが大切です。「用意した人しか使い方がわからない」なんてことがないようにしておきましょう。
防災グッズ選びにおける100均のメリットとデメリット
メリット
【低価格で気軽に揃えられて種類も豊富】
- 必要なアイテムをまとめて購入しても、家計への負担が少ないのはメリットと言えます。また、非常時以外に日常生活で使えるアイテムも多数あり、普段から防災意識を高めることができます。
デメリット
【品質を確認する必要がある】
- 一部の商品は耐久性に限界がある場合もあるため、レビューや口コミを参考にするのがおすすめです。食品や電池など、長期保存を前提とするものは、専用の防災用品と組み合わせて活用すると安心です。
100均で気軽に防災準備をはじめよう
100均の防災グッズは、低コストで手軽に備えをはじめるのに最適です。この記事で紹介した「懐中電灯」「簡易トイレ」「防寒グッズ」などの基本アイテムに加え、圧縮袋やジッパーバッグなどのアイデア商品を組み合わせれば、オリジナルの防災セットが完成しますよ。「お金に余裕があるときにまとめて防災グッズを用意しよう」と考えるより、今すぐ100均を活用して、家族の安全と安心を守る防災準備をスタートしましょう。
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